地獄エリアその２５ 「ルール地獄」

けっこう前にみたニュースの話ですけど、
歩きスマホしてる人に当たりにいく奴がいる。
っていうのをやってて驚いたんです。
最近だとエスカレーターで、歩いてはだめってなったじゃないですか。
わざと妨害したりする奴が出てくるんじゃないかと怖いですよね。

僕、そういう人たちのこと、「ルールウォッチャー」って呼んでます。
サッカー用語で、ボールばかりみて動くことをボールウォッチャーっていうんですけど、そこから盗んでます。

悪い奴を裁きたい、って、
一見、聞こえがいいから、正義を掲げて鉄槌を降り下ろしたいんでしょうけど、
僕から言わせれば「ルールウォッチャー」です。
そんな人達に正義を語る資格はありません。
無論、僕にもないですが。

歩きスマホがどうしていけないのか、を考えてみます。

事故を防ぐためです。

最終目標は「事故を防ぐこと」です。
歩きスマホが悪なのではなく、事故こそが悪だと思うべきですよね。
ちょっと矛盾してますけど、間違ってないと信じています。

歩きスマホしてる人に当たりにいく。
という行為。
起きうることは…事故ですね。本末転倒です。
つまり歩きスマホをしていて前方不注意の人間に当たりにいくという構図は、
当たりにいく奴が引き起こしてる事故なんですよ。

ルールウォッチャーですよ。
これはルールにとらわれて本質を見失っているんですよ。
ここは左側通行だから向かいから右側を歩いてくる奴に全部ぶつかってやろう。
これがルールウォッチャーですよ。

もちろん、前提としてルールを守ることは当たり前ですよ。
ただそのルールは何のためにあるのか。
本質をまもるためです。
裏を返せば、本質をまもるためなら、ルールは破っていいと思います。

正義を掲げ、ヒーローになろうなんて思わないでほしいですよね。
まず人として、大切なものを見極める感覚をもつことが必要だと思います。

以上、歩きスマホとルールウォッチャーでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。