マツダの地獄ブログ

Podcast「僕達の羨望」「のらりくらりねたみそねみ」で喋っているマツダが、日々、地獄だと思うことを書き連ねていくだけのブログでふ。

地獄エリアその26 「イケメン地獄」

おはようございます。お久し振りです。マツダです。

今、乗るつもりの電車が人身事故で止まっています。
怒るおじさん、悲しむおばさん、色んな帰れない人がどんどん集まっています。
家に帰るのが遅くなるのは構わないのですが、電車が間違いなく混むのが僕のストレスです。
あ、あと、横のおばさんが何かを舐めているようで、隣でピチャピチャ言ってるのも僕のストレスです。

話を変えます。
これからの話は、偏見とみてきたことの狭間の話です。
僕はブスではありますが、イケメンになりたいかと問われると簡単には頷けません。
福士蒼汰くらいまで振り切ったイケメンになれるならなりたい。
でも一般人的なレベルでモテるとされているイケメンには無理してなりたいとは思わないです。
これは正真正銘の負け惜しみかもしれないのでおきになさらず。

でもイケメンって大変だなぁって思うんですよね。
だってモテるわけじゃないですか。
努力してすごい可愛いこにいかなくても、
ちょうどいいラインの女の子なら黙っててもむこうからきますし。
好かれたら好きかもーってなって、でもやっぱり違うやってなって、
ペッて吐いたら、どこからか「最低だ。」とか「チャラい。」とか言われる。

かわいそうだなー、イケメンはぁ。

仕方ないと思うんですよねー。
需要がたっくさんあるのに、1度に付き合えるのは1人とか…。

1度にたくさんと付き合うか、刹那のように交際と破局を繰り返すかするしかないもんねー。

恋愛って不思議ですよねー。
たくさん付き合ってるって言うと、チャラいと言われるけど、
付き合ってる人数が少ないと経験がない人は嫌だとか言い出すし。

かっこいい、可愛いっていうだけで色んなレッテル貼られるし、色々と決めつけてくる。



あ、あれ腹立ちますよね。
イケメンに対してなんてことねぇ女の子が、「絶対、浮気とかしそー。」みたいなこというんすよ。

…相手がおめーならそうだろうよ!

でもこの女、ぜってー抱かれるなぁって思いますよね。
こいつ、安心がほしいだけなんだよ。
それ以外の要素は全てクリアされてるのに。
「あ、あたい、傷つけられたくない!」みたいな。
傷つくことくらい覚悟しねぇと下克上なんか起こせねぇぞ!
でもこういう人ってブスのことはしっかり下にみて傷つけるんですよねー。

僕の友達にすごくモテる人がいるので、
モテる人間と女の子のやりとりは痛いほどにみてきた。
あれ、さっき俺が言って否定されたことと同じようなことが今、目の前で肯定されたなぁ、とか。
絶対に俺の方が面白いこと言ってたよなぁ、とか。
圧倒的に別の友達の方が歌がうまいのに、イケメンのやつばかり褒められてる、とか。

あれ、この世界は…世界か?
っていうよく分からない自問自答を繰り返したり、
性別に振り回されたくないと、局部を切除したらどうなるのかなぁと考えたり、
悩まなきゃいけないことに手が回らないくらい、悩むことがないかい?と、2歳のいとこに話しかけたり、
不平等、不都合、不条理…
そんなこと、表面的には分かっているが、
本質的に本当に分かってしまっていいのだろうか。
奇跡が起きたとき、僕はそれさえも疑ってしまわないだろうか。

おい、何故ルックス優等生とそれに振り回される赤点顔面がいるってだけで、
こんなことまで考えないといけないんだい…?
なにが…イケメンだよ…なにが…ブスだよ…
同じ星の同じ国に生を受けた。
そこまで一緒のはずなのに…。

電車が動き始めた。
1番線と2番線、どちらが早く家まで着くかが、
二転三転するアナウンスに、翻弄される大人をみて、ニヤニヤと笑いながら、2番線にいたら、1番線が先に発車しました。
いいんだよ、急いじゃいないし。
おかげでこちらは空いてるし。

駅についた。
酔っ払ったおばさんトリオがはしゃいでる。
バカだなぁって思って駅を出て気づいた。
電車に傘を忘れた。
バカは俺だったな。
雨で携帯が濡れちまうからそろそろ終わりにする。

そうだな、今日のブログにタイトルをつけるなら、
止まった電車に、雨もかけて、「止rain」。
おそまつさまだぜ。

最後まで読んでいたいてありがとうございました。