マツダの地獄ブログ

Podcast「僕達の羨望」「のらりくらりねたみそねみ」で喋っているマツダが、日々、地獄だと思うことを書き連ねていくだけのブログでふ。

地獄エリアその15 「人気地獄」

おはようございます。マツダです。

もう15回目になるんですね。
自分でも今まで何を書いてきたのか忘れ始めました。

僕は今まで人気者になったこともなければ、
なりたいと思ったこともそれほどないのですが、
最近になって分かったことは、
何をするにしても人気ってなきゃいけないんだなぁってことです。

人に好かれなければ成功できないことばかりです。
人に評価され続けることからは逃れられないのです。
そんな中で、誰かと比較してしまうことからも離れるなんて尚更、できそうには思えません。

お笑いも音楽も芸術も、
作り出す側の方が知識も能力も上でありながら、
それを評価して価値をつけるのは受けとる側です。
それを思うとたまに、消えてしまいたくなります。

突き抜けるような才能を持たぬ限り、
人間関係からは逃れることができないんだと思います。
理解できぬような優れた作品が、受け取り側の理解の中でパッケージ化されてしまうことを、
芸術家たちはどう思うのでしょうかね、気になります。

僕のような庶民がいくら才能で勝負をしても、
人気がない限り華は咲きません。

人気とはなにか…
共感性の少し先にあるものなのでしょうか。
当たり前のことをそれなりのテンションで呟けば人気は出るのでしょうか。

誰もが気付かないこと、だけど「言われてみれば!」と思えることを提示できれば人気は出るのでしょうか。

ほとんどの人が理解できないことが言いたい人は、
はぐれもので終わるのでしょうか。

学生時代を思い返しても、
人気のあるやつは「3」の力で、
僕らのフルパワーである「10」の笑いを奪ってました。
人気があれば、ある程度、力はごまかせる。
実力がバレる前に、実力をつければいいのです。
このスタートラインの差はとんでもなくでかい。

実際、芸人さんにも「華」というのは重要視されます。
面白い人は無数にいるんです。
そんな中で、1つ前へ出るためには、
人気によるプラスαの力が必要なんですよね、きっと。

人気がないから面白くなろうと思って生きてきたところがある中で、
また再び、この人気が僕の前に立ち塞がるとは思ってませんでしたし、
人気が僕の前に立ち塞がったとき、「あー、そう。」って思いました。

人気とは何ですかね。
面白くなくても人気のある人はたくさんいますし、
面白いのに人気のない人もたくさんいます。
もっと笑った方がいいですか?
もっと馴染んだ方がいいですか?
僕も人間でいいんですか?
そうなったとき、まだ僕は僕を好きでいれていますか?

最後まで読んでいただいてありがとうございます。